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ワインをグラスに注ぐ、

ルビー色の芳醇な香り、奥行きのある味わいが、

心地よさを醸し出し、癒しの境地へ誘う

今宵も一日の労をねぎらい、至福のひと時を迎える


初めに一杯・・・・・・ワインの奥は深い


世界中で愛されているワインの世界へご案内致します。
                              

 
     

 ワインが造られるようになった
  発端は、偶然にも葡萄が潰れ
  て発酵した液体を古代人が口
  にしたのがきっかけだったので
  はと言われていますが、真相は
  誰も知らない神秘的なもの。

 造られ始めた歴史的な証拠と
  しては、メソポタミアの先住民
  であったシュメール人が残した
  約6000年前のものと思われる
  ロール・シール(roll seal)と言う
  ワインの壷などの口を粘土で
  塞いでその上に刻印をする丸
  い大理石などの棒の発見が
  ありますが、ワインが造られ始
  めたのは、そのシュメール人の
  遺跡にあった土器の年代から
  紀元前8000年頃と推定され
  ています。

 ワインの歴史的記述は、紀元
  前4000〜5000年頃の出来事
  を記録している「ギルガメッシュ
  叙事詩」のなかに、古代メソポ
  タミアで伝説的な王・ギルガメ
  シュが、大洪水に備えて箱舟
  を造らせた際、船大工たちに
  ワインを振舞ったという事が記
  されています。

 ワインがフランスに最初に伝わ
  ったのは、紀元前600年頃フェ
  ニキア人が今のマルセイユを
  植民地にしたときです。しかし、
  その時はそれ以上は広がりま
  せんでした。その後、シーザー
  が率いるローマ帝国がガリアを
  征服した頃には、ガリア人達は
  大麦ビールとはちみつ水を愛
  飲していたそうですが、ガリア
  人はローマ人によって伝えら
  れたワインに魅了され、やが
  て優れた葡萄栽培者となり、
  ガリア地方で造られるワインは
  ローマで大評判となりました。

 後のドミティアヌス帝は、ローマ
  の葡萄栽培を保護する為、ガリ
  アの葡萄の木の半分を抜かせ
  る命令を出したほどです。

 AD270年、後のプロプス帝が
  ガリア人に葡萄栽培権を与え
  るなどの施策を取ったことに
  より、再びガリアでのワイン
  造りが活気を取り戻しました。


 ドン・ペリニヨンという銘柄名は、
  シャンパンを発明したベネディク
  ト会の修道士ドン・ペリニヨンに
  ちなんで名付けられました。彼
  が、発酵中のワインを瓶詰めし
  て放置したところ、二次発酵に
  より偶然にもシャンパンができ
  たということです。

 他の多くのシャンパンは、様々
  な年に収穫されたブドウを原料
  にして醸造されますが、ドン・ペ
  リニヨンは、同じ年に収穫され
  たブドウのみが使われて醸造
  されるヴィンテージ・ワインです。
  また、当たり年のブドウのみを
  使用して醸造され、7年から8年
  の長期熟成を経たシャンパンの
  みが、ドン・ペリニヨンの銘柄で
  販売されます。

 その道の話ですが、ドン・ペリ
  ニヨンは、シャンパンとしては
  かなり高価です。、また、その
  ロゼは、俗に「ピンク」(水商売
  従事者の間では「ピンドン」)
  と呼ばれ、特に高価格で販売
  されています。バブル期の日本
  では、一時一部の成金の間で
  「ロマコンのピンドン割り」(高
  級な赤ワインのロマネ・コンティ
  を「ピンドン」で割ったもの)とい
  う飲み方が流行ったりもしてまし
  た。

 シャンパンは熟成期間を長く
  必要とするため、熟成用カーヴ
  (酒蔵)が他のワインに比べて
  多く、その場所としてローマ時代
  の石灰岩採掘場を活用してい
  るとのことです。



 ワインとは・・・
 

    「ぶどう酒」のこと。つまり、葡萄から造られたアルコール飲料のこと。葡萄以外の
    果物から造られた「果樹酒」とは異なります。
    「ワイン」(Wine)という呼び名は英語。フランス語では「ヴァン」(Vin)、イタリア語・
    スペイン語では「ヴィーノ」 (Vino)、ドイツ語では「ヴァイン」 (wein)、ポルトガル語
    では 「ヴィーニョ」(Vihno)と言います。

 ワインの種類は・・・]

    狭く色で分けると赤ワイン、白ワイン、ロゼワインがあるが、広く製法や原料によっ
   て分けると次の4種類に分けられます。

    ○スティルワイン−非発泡性ワイン
     葡萄を発酵させる時に発生する炭酸ガスを除いた非発泡性の一般的なワイン
     のことです。通常、ワインと言えば、このワインのことです。原料となる葡萄に
     より色的には赤、白、ロゼから成るワインがこれに当たります。「Still」とは「静
     かな」という意味です。(アルコール度数:9度〜14度)

    ○スパークリングワイン−発泡性ワイン
     通常、シャンパンと言われているワインのことです。製法は一次発酵したワインを
     瓶に詰めた状態で二次発酵させます。それにより、炭酸ガスが発生します。フラ
     ンスのシャンパーニュ地方で造られ始めたことからシャンパンと言う名で呼ばれ
     るようになったことは余りにも有名なことです。

    ○フォーティファイド・ワイン−酒精強化ワイン
     上記スティルワインの発酵中または発酵終了後に、ブランデーなどの強い酒を
     加えてアルコール度を上げ、コクや保存性を高めたワインのことです。
     スペインのシェリー、ポルトガルのポートワインやマデイラが有名。

    ○ フレーヴァード・ワイン−アロマタイズドワイン/香味付けワイン
     スティルワインに薬草や香辛料、果汁、甘味料などを加え、独特な風味をつけ
     たワインのことです。食前酒や食後酒、カクテルの原料などに用いられます。
     イタリアのベルモットやスペインのサングリアが有名です。


 ぶどうの生産量は・・・
 
    
世界でぶどうの生産量が一番多い国はイタリアで約800万トン/年間。次が
     中国、米国、フランス、スペイン、トルコ、アルゼンチン、チリと続く。その中で、
     ぶどうの多くをワインに利用している国は、イタリア、フランス、スペイン。最近
     ではぶどうの作付面積が一番広いのは、スペインとか。収穫率が上がれば、
     2015年頃にはスペインがぶどうの生産量bPになるかも。ちなみにフランス
     はワインの品質向上の為に収穫量を減らしているとか。


 ワインの生産量は・・・

    
かつて、世界でワインの生産量が一番多い国はフランス(57億リットル/2004
     年)だっ たが、European Commission(EU委員会)の発表によると、2010年は
     イタリアが最大で49億6000万リットル、2位はフランスで、46億2000万リットル
     だったとのこと。より高級なワインづくりに進むフランスの変化が窺える。


 ワインの原料となるぶどうの種類は・・・

     日本ではぶどうと言えば生食が主流ですが、EU経済圏内では約8割がワイン
      用として利用されています。そのワインの原料として用いられる品種は、約1000
     種類。代表的なものとしては、次のようなものがあります。

     ● カベルネ・ソーヴィニヨン
     赤ワイン用の代表的高級品種。フランスのボルドー地方が代表的な産地です。
     芳醇でコショウやカシスを思わせるスパイシーや香りと、酸味と渋みのバランス
     のとれた深い味わいのワインを産み出します。

     ● メルロー
     カベルネ・ソーヴィニヨンに比べてやや早熟な品種です。豊かな香りと丸みの
     ある風味、やわらかな口当たりのワインとなります。

     ● ピノ・ノワール
     フランスのブルゴーニュ地方を代表する品種。ワインは、渋みは控えめで、酸味
     や糖度が高く、フルーティな香りのなめらかさがあります。

     ● ソーヴィニヨン・ブラン
     際立った香りと爽やかでしっかりとした酸味のあるフレッシュな辛口ワインを産み
     出します。セミヨンとブレンド使用されることも少なくありません。ボルドー地方の
     主要品種です。

     ● シャルドネ
     世界的に人気のある白ワイン用の高級品種。香り高く、酸味とコクのバランスが
     とれたキレのよい辛口ワインになります。シャンパン用としても知られています。

     ● セミヨン
     主にソーヴィニヨン・ブランとブレンドさせることが多く、ワインの酸味を緩和し、
     丸みを帯びた香りを与えます。




AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ)とは
原産地呼称統制の意味。生産地域の他、ブドウ品種、醸造法、栽培法など細かい規定をクリアした高品質のワインで、フランスでは格付けが最も高いワインとされています。
ラベルには原産地名が必ず入り、その産地も地方より地区、地区より村、村より畑と狭くなればなるほど格が高くなります。


ワインの代表的産地ボルドー地方
フランスの南西部に位置するボルドー地方は、フランス最大のAOCワインの産地です。同地方は、メドック地区、グラーヴ地区、サン・テミリオン地区、ポムロール地区、アントル・ドゥ・メール地区、フロンサック地区の6つの地区から成り立っています。ボルドーワインの特徴は、異なるぶどう品種の調合による微妙な調和ですが、5000近くある醸造所(シャトー)がそれぞれに調合するために、色・風味・味わいの異なる赤、白、ロゼ、そして辛口、甘口、発泡性といったる様々なワインが数多く造られています。その結果、これらボルドーワインは、それぞれの地区ごとに世界の銘醸といわれるワインを生み出しています。

土壌&気候
ボルドーのぶどう産地は、フランス南西部の太西洋岸に位置し、ジロンド県全域におよんでいます。ガロンヌ河、ドルドーニュ河、さらに多数の小さな川がぶどう産地を貫いて流れ、必要な水分が十分にまかなえる長所をもっています。気候は全体に温暖な海洋性気候で、ガロンヌ河の左岸とジロンド河口地域では、土壌は主にガロンド河が運んできたさまざまな厚さの河川礫層(砂、小石、砂利など)からなっています。これは熱を蓄える性質があるため、ぶどうの成熟に適しています。ガロンヌ河とドルドーニュ河の中間地域では、土壌は主に粘土、石灰質です。さらにドルドーニュ河右岸は粘土、石灰岩、砂、というようにさまざまな成分の土壌からなり、それらは雨水を貯め、安定した水分の確保が出来ます。

                              Arbre wine shop