粒選りの甲州種を、乾燥させ、干葡萄を絞ってつくったヴィンサント。
秋に収穫した葡萄を、粒についた軸ごと一粒一粒はさみで軸からはずし、網状の板に並べます。2週間ほど乾燥させた後、干し葡萄になった果粒を、足でつぶして発酵させます。ふつふつと酵母がわいた後は、1年から3年、発酵が終わるのを気長に待ちます。ワインが完成すると、その量はもとの葡萄の10~8分の1程度。膨大な手間や時間のかかった、聖なるワインにふさわしい、とても貴重なデザートワインです。
素朴な味わいの中に、おおらかで奥行きのある豊かさをお楽しみください。
ココファームHPより
●容量:375ml
※画像はサンプルです。※ヴィンテージにつきましては当店取扱い現行品となります。
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テクニカル・データ | |
品種: | 甲州 100% |
畑: | 山梨県甲州市勝沼 芳王遊覧園(46%)、秋玉園(54%) |
収穫: | 2007/11/03(芳王遊覧園) 2007/10/26(秋玉園) 2006/10/16, 22(秋玉園) 2011/10/23, 28(秋玉園) 2009/10/28(秋玉園) 乾燥後の糖度 約40~45°Brix |
醗酵: | 干した葡萄をプレスし、フレンチオークの木樽で醗酵。約18℃の温度で約 6ヶ月醗酵が続く。 |
熟成: | 醗酵終了後、約9割を樽で、約1割をステンレスタンクで2018年6月まで熟成。 |
瓶詰: | オリ引き後、清澄せず無ろ過でビン詰。 ビン詰日: 2018/06/15 本数: 1,039本(375ml) アルコール:13.3 % 酸度: 1.00 g/100 ml. 残糖: 21 % |
このワインについて | |
テイスティング・ コメント: |
色合いは、茶色がかった琥珀色。ディスクにはオレンジ色も現れている。カラメル、黒糖、ブランデーケーキ、ドライプルーン、干し柿、複雑さのある香り。柔らかい口当たり、レモンピールの砂糖漬けやメープルシロップなどの濃密な甘さを感じ、後半にかけて、ドライアプリコットの風味、香ばしさ、オーク、長い余韻が続く。 |
料理との相性: | フォアグラのテリーヌ 金柑のジャム、鶏レバーのムース グリヨットと共に、クレープ・シュゼット、パン・デ・ピス、ババ・オ・ラム、クレーム・ブリュレ、みたらし団子、信玄餅、ブルーチーズにハチミツを添えて |
飲み頃: | 今から、すぐに楽しめる。セラー温度ぐらいが好ましいが、冷蔵庫で冷やしてから、温度を上げつつ、ゆっくり楽しんでほしい。開栓後も、ゆるやかに酸化するので、しばらくは楽しめる。いい状態で保存できるなら、向こう20年以上熟成できるだろう。 |
2018/11/05